フロストヘッド講座① ~フロストヘッドの性質~

フロストヘッドはとても奥が深く、また僕も完全に理解しているとは言えないため、講座をするのにプレッシャーや自信の無さがあり、腰が重くなっていましたが分かっている事、コツのようなものを少しずつ記していこうと思います。

まずフロストヘッドの性質を説明していきます。

Ⅰ.フロストヘッドには視野がある

フロストヘッドには視野があり、地面にバウンドした瞬間に視界に入った相手が居ると誘導状態になり、相手を追尾するようになります 大事なのはバウンドした瞬間だけ視野を持っている事です 空中にいるフロストヘッドは目が見えていません


この位置からキーを入力してない、ニュートラルフロストヘッドだとバウンドした時に相手に誘導しません。しかし2発目、下入力フロストヘッドだとより手前にフロストが落ちたのでフロストの視野に相手を入れる事ができています。

何か事情がない限りフロストは手前で着地してくれた方が得だという事が分かりますね。ですのでフロストヘッドを出す時、基本は下入力をしながらリリースする事になります。

逆にエレマスと対峙する時は、エレマスの縦軸に張り付いている時間が長ければ長い程、自分に誘導するフロストヘッドの数は少なくなっていきます。エレマスを攻略する時は、エレマスを直接狙うのではなくエレマスの縦を取る事をまず目指して、その状態を少し維持して場のフロストが減ってからエレマスを倒しに行くとうまく行きやすいです。

エレマス側としては、相手を追尾している状態のフロストヘッドが無いと攻め辛くかつ守り辛い、つまり立ち回り辛くなるので 相手を引き剥がす動きが必要になってきます。エレマスは基本的に相手より足が遅いので、基本的にはスキルを使って引き剥がす事になります。引き剥がす為の方法をいくつか紹介します

①チーリングフェンスを使う

チーリングフェンスは当てると相手を横に弾き飛ばす効果があるので、これで相手と横の関係を作りフロストの起点を作るんですね。

なのでエレマスと対峙する時は、このチリングをガードやHAスキル、もしくは回避、バクステ受けをする事で吹き飛ばしを防ぐ事ができれば、もしくはチリングを受けながらエレマスを狩れる手段を抱えていると、かなりエレマスを苦しくできます。

②フレームストライクを使う

フレームストライクはダメージも高いですし、受けられなければ始動になり、好きな場所に撃てます。縦を取られたらそこにフレストを打ち込んで、相手にそれを避けさせながら自分も移動してフロストの起点を作るんですね。チリングと同じように、相手を動かす為に使えるんですね。

なので、エレマスと対峙する時はフレストをただ避けるだけではなく、ガード、HA技で受ける選択肢を持っているとエレマスを苦しめる事に繋がります。勿論、エレマス側もフレストを相手に処理された場合の事も考えて動くので、手持ちのリソースや状況に拠りますが。前の記事で触れた通り、フレストを受ける行動にもリスクを伴います。

③天撃、落花掌を使う

相手を移動させる、位置を変えるのが有効ならば、エレマス側が自分で移動するのも同様に有効なはずです。天撃、落下掌という素早く移動できる手段もありますし、使わない手はありません。

エレマスと対峙した時は、天撃や落花掌を使われて簡単に引き剥がされないように、移動技を残しておいたり、余裕を持って張り付いたりするとよりエレマス側は嫌です。天撃や落花掌を狩れる手段を用意して簡単に使ってしまわないでとっておくのも有効です。

④サンバーストを使う

サンバーストは相手を転ばせるという性質があり、発生判定も優秀で狙って回避する事はほぼできません。サンバ自体のダメージはそれほど高くない時が多いのですが、エレマスが苦しい時にこれを当てる事ができると一気にエレマス側が楽になります。

サンバを対策するとしたら、当たらない事ではありません。大事なのは、エレマスがサンバを外した時にしっかりリスクを与える事です。隙も大きいスキルなので、サンバを外したら始動を取れるように、もしくは仰け反らせたり転ばせたりできるように、またはその硬直中にエレマスにとって嫌な位置に走りこめるように備えて置く事です。

サンバを使うまで攻めなかったり、警戒しすぎるとエレマスに与えるプレッシャーが減り、エレマスの思う壺になります。サンバはある程度食らっても仕方ない、だけど迂闊なサンバはリスクにさせるよ この位でいくのがいいと思います。エレマスにとっても最終防衛ラインで、そう簡単には切れないのです。

⑤ホドルを使う

ホドルは出すだけで色々なリスクを相手に背負わせる事ができます。基本的に対人間と同じで、ホドルと同じ軸にいればいるほど、かつ距離が近ければ近い程リスクが高い状態であると言えます。ゴブリンを殴ってもそこまでリターンにならないので、基本的にはゴブリン相手というのは何をやってもリスクが上回ります。だからゴブリンは強力なんですね。ホドルは動き回って場のリスクを変動させていきます それに対処しようとすると移動しなければならず、結果エレマスに対するにあたり居たい位置に居る事がより難しくなるわけです

⑥サンダーコーリングを使う

サンダーコーリングはエレマス最強の技の1つです。最も強い点は、どんなにうまいプレイヤーでも条件次第では狙って確実には対処できないという点です。これはフレストより好きな場所に落とせ、かつ気絶効果により受ける事ができず、見てから避ける事が難しいです

勿論エレマスとしてもサンダーは相手が最も居たいであろう場所に落としますので、エレマスがサンダーをキャストした場合 エレマスの縦軸に居座るという行動自体がし難くなります

⑦ヘイスト妖精を取る、位相人形を取る。

そもそも相手より足が速ければ走って振り切る事もしやすいです。加速すると天撃、落花掌も素早くなるので、エレマスでヘイストを取る事は重要です。ただ自分が加速するだけではなく、相手がヘイスト妖精を取る事ができなくなるという意味も含めて、奪えれば大きなアドバンテージになります。

主にこの1~7を組み合わせて相手との位置関係をより良くし、攻めでも守りでも起点となるフロストヘッドが一つ相手に誘導している状態を作り出します。僕はこの1つ目のフロストヘッドを火種と読んでいます。フロストヘッドを誘導させられた相手は多くの場合対処を強制させられ、その対処に追われている間にフロストヘッドをさらに誘導させたり、得な行動に繋げて行きます

フロストを利用してフロストを利用する 火種を作り、それを絶やさないイメージです。まず相手に傷口、綻びを作り、そこに塩を塗りこんで広げていきます。

この記事ではその火種となるフロストの作り方をざっくりと紹介しました。

オマケとして、ランタンの壁に当たった時の爆風を利用した意外と実用的なダウンコンボを載せます

それでは ありがとうございました ノシ